岡山県真庭市で観光バスが横転し観光客11人がけがをしました。当時、現場には雪が積もっていて、警察はスリップしたものとみて原因を調べています。
（記者リポート）
「画面奥に見えるのが横転した観光バスです。かなり激しく横転したのでしょうか。客席の窓も割れてしまっています」
警察によりますと、9日午前9時45分ごろ、真庭市蒜山上徳山の市道で観光バスが横転したと110番通報がありました。
バスには乗客・運転手添乗員の合わせて45人が乗っていて、このうち乗客11人が病院に運ばれました。
1人が骨折したとみられますが、いずれも命に別状はありません。
運行していた山口県のバス会社によりますと、このバスは旅行代理店が企画した2泊3日のパッケージツアーの最中でした。
2日目の9日は勝央インターで高速道路に乗り島根県の足立美術館に向かう予定でしたが、当時、通行止めだったため一般道で移動していました。
当時、現場には約10cmの雪が積もっていて、警察はバスが単独でスリップし横転したとみて原因を調べています。
11日の夜以降、西日本の日本海側では再び雪が降る予想です。
