学生のUターン就職につながる取り組みのヒントを探ろうと、14日、岡山県の伊原木隆太知事が東京で岡山県出身の学生たちと意見交換しました。
(伊原木隆太 岡山県知事)
「どうやったら戻ってきたくなる岡山になるのか、住みたくなる岡山になるのか。
我々の耳が痛くなることも含めて教えてもらいたい」
岡山県が初めて開いた意見交換会には東京大学、早稲田大学、明治大学などの学生7人が参加しました。
岡山県出身で県外に進学した大学生のUターン就職率は、2021年度は33.7%、2022年度は34.5%、2023年度は過去最低の30.9%でした。
参加した学生からは「過疎が進む地域もある中で今は一度県外に出るとなかなか戻れない」「本社が東京で岡山に支社がある企業とうまく連携できないか」など、さまざまな声が聞かれました。
(伊原木隆太 岡山県知事)
「今何が起きているか、ということを把握した上で我々はどういう手を打つべきなのか、どういう可能性があるのかということを考えるすごくいい材料をいただいた」