春のセンバツ高校野球に四国代表として出場する高松商業。武器は「分厚い投手層」です。
2年ぶりの甲子園に臨む高商。センバツ29回目の出場と通算37勝は今回出場する高校のうち最多を誇ります。
(高松商/山田圭介 主将)
「高松商はファンの方も多くてたくさん応援してくれる学校なので、一生懸命プレーする姿で少しでも恩返しできたら」
2025年のチームの強みは「分厚い投手層」です。優勝した2024年秋の県大会、準優勝した四国大会のあわせて8試合で6人が登板しました。
エースは末包旬希。主に先発としてチーム最多のイニング数を投げ、抜群の制球力を誇る右腕です。
(高松商/末包旬希 投手)
「先発ピッチャーとしてリズムよくストライク先行でテンポを作れるように攻撃にリズムを持っていけるようなピッチングをしています」
後ろに控える行梅直哉は最速147km/hの「空振りをとる」ストレートが武器です。
(高松商/行梅直哉 投手)
「負けず嫌いでピンチになった時ほど燃えるタイプなので、ピンチを背負った時にギア上げて三振とれるのは他のピッチャーとは違うのかな」
投手力が充実している高商でカギを握るのはキャッチャーの和泉翔大。扇の要として複数のピッチャーを束ね「守り勝つ野球」を体現するキープレイヤーです。
(高松商/和泉翔大 捕手)
「一人一人個性も違うんで、一人一人の強みを出せるよう意識していつもやっています。スコアボードに0を9つ並べられるようなリードをしていきたい」
高商はセンバツ第1回大会で優勝、近年では2016年に準優勝した伝統校。初戦で姿を消した2年前のリベンジを果たし「高商の野球」を取り戻します。
(高松商/山田圭介 主将)
「甲子園では守り勝つ野球という伝統を引き継いでプレーできたら」