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人気洋食店「ルーアン」が営業最終日…常連客ら別れ惜しむ 海老カツレツの名店として30年以上地域で愛される 岡山市

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 「海老カツレツ」の名店として知られる岡山市の洋食店が営業最終日を迎え、常連客らが別れを惜しみました。

 営業最終日を迎えたのは、岡山市北区にある人気洋食店「ルーアン」です。

(列の先頭の男性)
「7時前ぐらいにはいました。妻の方がこの辺に昔住んでいて学生の頃からよく来ていた。最後に『食べたいの』と言ってたんで私が。(テイクアウトで)海老カツとポークカツ」
(開店当初からの常連客)
「海老カツを最後の思い出として。大学の時からです」
(海老カツレツのファン)
「エビがプリプリなのもおいしいんですけど、タルタルソースが甘くておいしい。すごく残念です」

 店の名物は「海老カツレツ」。口の中ではじけるような食感が評判となり30年以上、地域で愛されました。

 長年通って親しんだこの味も3月31日が最後……。

(親子3代で来店)
「(私が)小学生のころから来てて、娘や息子とこられるようになったのは感慨深いなと思います。いろんな思い出がありますねえ。主人ともデートで来たりしてたので」
男の子「(Q.何が好きなの?)ルーアン。海老カツ」

 店主の島田照男さん(64)は体力の衰えなどを理由に店を閉めることにしたそうです。

(洋食屋ルーアン/島田照男さん)
「小さい子どもだったのが30~40歳になって自分の子どもを連れてくる。今まで本当にお世話になってここまで続けてこれた。ありがとうございました」

 夫と訪れた、約30年通う常連客の女性は――。

常連客の女性「今32歳の息子が小学校に行く前から来て、ここ大好きで。マスターもすごく優しくて、息子が大学で京都に行っても『息子さん元気ですか?』と声を掛けてくださったり……。おいしかったです。『マスターによろしく』と(息子から)ラインが来たんで、これだけをきょうお伝えしようと思って」
島田さん「返事しといて『帰ってきたら絶対会おう』と」
常連客の女性「ありがとうございます」

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