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「トランプ氏が屈服」報道も…米ロ首脳会談で何が?

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 侵攻以来、初めて行われた「米ロ首脳会談」。ウクライナとの停戦合意には至らず、プーチン大統領の狙い通りという声も上がっています。

 まもなくワシントンで行われるアメリカ・トランプ大統領とウクライナ・ゼレンスキー大統領の会談。

 しかしそんななか、今、トランプ氏には厳しい声が噴出しています。

 その理由は15日、アラスカ州で行われたロシアのプーチン大統領との首脳会談。

記者 「プーチン大統領、民間人の殺害を止めますか?」

 3年以上にわたるロシアによるウクライナへの侵攻が続くなか、停戦に向けた進展はあるのか、全世界が注目を寄せました。

ロシア プーチン大統領 「ウクライナの安全は確保されなければならない。もちろん、そのために協力する用意がある」

アメリカ トランプ大統領 「極めて生産的な会談で多くの点で合意があった。合意していない点のいくつかは、それほど重要ではない」

 この会談後、トランプ氏はゼレンスキー大統領やNATO(北大西洋条約機構)の首脳たちとも電話会談をしたのですが…。

トランプ大統領のSNSから 「戦争を終わらせる最善の方法は停戦合意ではなく、和平合意を目指すことだと全員が判断した」

 「和平合意」はこれまでプーチン氏が繰り返してきた主張であり、会談前のトランプ氏は「停戦」を求めていたはず。

 この結果にメディアからは、何の合意にも至らなかった「ノーディール会談」だと厳しい批判が飛んだのです。

米 ワシントン・ポスト 「時間稼ぎのロシアに同調する劇的な方針転換」

米 ニューヨーク・タイムズ 「停戦もなく制裁もない。トランプ氏はプーチン氏に屈服した」

 交渉が得意なはずのトランプ氏が一体なぜ負けたのか。そして、いつになれば争いは終わるのか。

 一方、そんな様子を受け、日本ではこんな意見が…。

Xから 「核武装していればロシアに侵攻されなかった」 「核武装は安上がりで、最大の効果が得られる」 「日本人が核武装を考えるきっかけになった」

 国際情勢が緊迫するなか、抑止力となる「核武装」の必要性を唱える声が上がっているのです。

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