岡山市立市民病院で使用されている救急車1台が車検の有効期限が満了した後も運行していたことが分かりました。
病院によりますと8月12日に担当者が車両の点検中にこの救急車の車検の有効期間が6月22日で満了していることに気が付いたということです。
この救急車は6月23日から8月7日の間に13回、救急搬送の要請などを受けて出動してあわせて173km走行していました。13日には、岡山西警察署に報告したということです。
岡山市立市民病院は車両の点検担当者と運転者が車検の満了日の確認を怠り、車検有効期間の管理やチェック体制が不十分だったことが原因だと説明しています。
病院では今後、運転前に点検を行う表に、「車検満了日」を記載したり、ダッシュボードに満了日を記したシールを貼ったりするなどして再発防止に努めるとしています。