「桃太郎伝説」が伝わる高松市鬼無町で「桃太郎」の登場人物に扮した人たちが町を練り歩きました。
日本各地に残る「桃太郎伝説」、そのゆかりの地を回る桃太郎サミットが5日から高松市で始まりました。そのイベントの一環で鬼無町で桃太郎などのコスプレウォークが行われました。
JR予讃線の「鬼無駅」には、地元の学校に通う高校生らが桃太郎やキジ、サル、犬など物語の登場人物のコスチュームをして集まりました。
中には、サミットに初参加している愛媛県鬼北町のキャラクターの「鬼」もいました。
参加した約40人は、おばあさんが洗濯をしていたと言われている川の「洗濯場」に寄ったり、高松市沖にある「鬼が島」のモデルになった島、女木島で降伏した鬼たちが仕返しに訪れ、再び負けてしまい眠っていると伝わる「鬼ヶ塚」などを約30分かけてまわりました。
最後は、地元の獅子連の太鼓と鐘の演奏が鳴り響く中、桃太郎などの石碑がある桃太郎神社にたどり着き、桃太郎伝説に思いを馳せました
(参加した人は―)
「ちょっと恥ずかしかったけど誇らしかったです」
「キジになった気分で歩いた。めちゃいいところで豊かな自然と共に暮らせてうれしいです」
(桃太郎サミット高松/北谷悌邦 実行委員長)
「若い人たちが参加してくれるのは非常にうれしい。世代がずっと続いていけるようにお祭りとして続けていきたい」