ウクライナのゼレンスキー大統領はアメリカからの武器の供与が再開されたと明らかにしました。
ゼレンスキー大統領は11日、SNSで「アメリカやヨーロッパなどの友好国から前向きな政治的シグナルを受け取った」としたうえで、「支援物資の輸送は再開されている」と明らかにしました。
アメリカによるウクライナへの武器供与を巡っては、防空ミサイルなどの輸送が停止したとされていましたが、再開したものとみられます。
これに先立ち、アメリカのトランプ大統領は10日、ウクライナへの新たな武器支援の計画として、NATO(北大西洋条約機構)がアメリカから購入した武器をウクライナに送ると話していました。
またウクライナメディアによりますと、トランプ政権でウクライナを担当するケロッグ特使が14日から首都キーウを訪問するということで、今後の武器供与のあり方などが協議されるものとみられます。