女性に性的暴行を加えたとして、岡山市立小学校の男性教諭(41)が懲戒免職処分を受けました。
岡山市によると教諭は2024年5月、女性に対して同意なしに性的暴行を加えたとして、2025年3月に逮捕されました。4月に不起訴処分となり釈放されましたが、教育委員会の聞き取りに対して暴行の事実を認めているということです。
処分の理由について岡山市は「遵法精神と高い精神性が求められる教育公務員にあるまじき極めて恥ずべき非行であり、市民の信用を失うだけでなく、岡山市の学校教育や岡山市立学校園に勤務する教職員に対する信頼や期待を著しく失墜させるもの」としています。
なお、当時の上司である前校長に対して、文書訓告を行いました。
岡山市教育委員会の三宅泰司教育長は「教育関係者が総力を挙げて不祥事の根絶に取り組んでいる中、懲戒処分を行うこととなったということを非常に重く受け止めております。まことに申し訳ございません。
今後、教職員に対する服務規律の徹底及び不祥事の再発防止に向けてより一層強力に取り組み、教育に対する信頼回復に努めてまいります」とコメントしています。