香川県が24日に運航を始める離島の子どもたちに本を届ける船、「こども図書館船ほんのもり号」が報道機関に公開されました。
瀬戸内海の島の児童らに読書やクルーズ体験を通して感受性を育んでもらおうと香川県が運航する「こども図書館船ほんのもり号」です。
船体は世界的建築家の安藤忠雄さんから譲りうけ、県が改修しました。全長約20m、幅は約4mです。
船内は淡い木目調の棚に約2000冊の本が並べられ、腰かけがあります。座った先には海などの景色を眺める窓があります。
児童は一度に最大で24人乗船できます。
(香川県地域活力推進課/篠原理代子 主幹)
「この船にたくさんの子どもたちに乗ってもらって本とか島とか瀬戸内海を楽しんでいただきたい」
「ほんのもり号」は24日に就航し、11月までに男木島や、小豆島など香川県の離島への運航を40回計画しています。