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かがわ漁業塾に5人が入塾「かっこいい海の男になれたら」 香川県外からの漁師志望者も

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 「香川で漁師になりたい」という思いをかなえる「かがわ漁業塾」が開講し、2025年度は5人が入塾しました。

 漁師が減少する中、その担い手を育てようと香川県水産振興協会は2015年度から毎年「かがわ漁業塾」を開いています。漁業の知識の有無や出身地などに関わらず、香川で漁師になりたい人が対象です。

 これまで23人が受講していて、2025年度は5人が入塾しました。

 入塾者の1人、串田優大さんは山梨県出身の33歳。地元で会社員をしていましたが、子どもの頃から海に憧れていて、香川に移住し漁師に挑戦することを決めました。

(山梨から香川へ移住/串田優大さん)
「(これまで漁業の経験はなく)本当にゼロのスタートなんですけれども、受け入れてくださった方々への感謝の気持ちを忘れずに、全力で頑張らせていただきたいと思います」

 香川県では漁師の高齢化や後継者不足が課題です。県の調査によりますと、2023年時点の漁業就業者の数は1425人で、5年前と比べて約25.5%減少しました。

 入塾した5人は今後、2025年11月までの半年間で漁の知識や技術を学びます。

(山梨から香川へ移住/串田優大さん)
「いろんな先輩からいろんなことを教えていただいて、立派な一人前の漁師になれたらうれしいなと。僕のイメージだと海の男は、焼けててごつくてかっこいいイメージがあるんですけど、そんな海の男になれたらいいですね」

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