春先のこの時期特有のピンク色がかったマダイ「桜鯛」の初競りが香川県三豊市で行われました。
21日朝、三豊市仁尾町の魚市場で初競りにかけられたタイ。3月18日に地元の漁師が水揚げしたもので、重さ4.4kg、体長72cmもある大物です。
三豊市の漁協では、毎年3月15日に定置網漁の解禁後、最初に取れた3kg以上のタイのことを「初鯛」と呼び、縁起物として毎年、高値で競り落とされます。
午前6時半に競りが始まりましたが、落札額は2024年の20万円を大幅に下回る3万円でした。
(落札した マルハニチロ観音寺海産/河崎伸一郎 社長)
「少し量が戻って、魚の値段も少し持ち直してくれるといい」
三豊市のタイの水揚げは今後本格化し、最盛期は5月上旬ごろだということです。