高松市の施策に満足している市民の割合が18年連続で3割を下回ったことが分かりました。
高松市は、毎年市民の満足度について調査をしていて2024年度は1341人から回答を得ました。
それによりますと、市の施策全体に対して「満足している」または「やや満足している」と回答した人は27.6%で、前の年から1.9ポイント下回りました。
3割を下回ったのは調査開始以来、18年連続です。
具体的な43の施策については市が独自に「重要度と満足度の指数」を出していて、「子育て支援の充実」や「地域交通ネットワークの充実」など12の施策については、市民にとっての重要度が高かったにもかかわらず満足度が低かったことが分かりました。
(高松市/大西秀人 市長)
「満足度がふさわしい結果になっていないために、原因の分析、また取り組み内容の改善を進め、重点的に満足度の向上をこれから図りたい」
高松市は、市民の満足度を上げられるような議論を進めるとしています。