手に汗にぎる「中国ダービー」となりました。サッカー明治安田J1リーグ第23節、ファジアーノ岡山は5日、ホームで広島と対戦しました。
ホームでは初めての「中国ダービー」です。
アウェーで行われた4月の中国ダービーと同じく、試合前に岡山・広島の両県知事がドリブルで対決。前回敗れた伊原木知事がリベンジを果たしました。
（広島サポーター）
「今回も岡山うまいことやってくると思いますので、うちとしてはできるだけ頑張りたい。頑張ります！」
（広島サポーター）
「（Q.望む結果は？）お互い素晴らしいゴールを決めて、3対2でサンフレッチェの勝ち」
（岡山サポーター）
「（Q.それを聞いて？）その逆ですかね。やっぱり勝ちはもらいたいんで」
（岡山サポーター）
「絶対勝つぞ！」
チケットを持っていない人たちもパブリックビューイングで声援を送りました。前回の中国ダービーでは1対0で広島を破ったファジアーノ。強豪相手に連勝を狙います。
前半31分、ルカオがパワーで相手を振り切ると、クロスに江坂。シュートは惜しくも外れますが、ルカオが強靭なフィジカルでチャンスを作り、チームに流れを引き寄せます。
前半アディショナルタイム。今度は江坂から……ルカオ！ これはキーパー正面。0対0で前半を終えます。
後半。日本代表の佐藤龍之介がドリブルを開始すると……ラストパス。しかし、つながりません。
スコアレスドローかと思われた後半アディショナルタイム。猛攻に耐えていたファジアーノですが、コーナーキックから痛恨の失点。
初めてのホームでの中国ダービーを勝利で飾れませんでした。【ファジアーノ岡山 0‐1 サンフレッチェ広島】
