岡山県が「地域公共交通計画」を策定するための会議が7日、県庁で開かれました。計画の期間を5年をめどにすることなどを盛り込んだ方針案が示されました。
自治体の担当者や交通事業者、学識経験者らが出席しました。岡山県が前回の初会合で出た意見を踏まえた策定の方針案を示しました。
方針案によりますと、地域の実情に応じた持続可能で利便性の高い公共交通体系の構築を進めるなどとしています。計画の期間は2026年度から5年をめどにするとしています。
出席者からは「各市町村が詳細な計画を策定する中、どの程度具体的な内容にするのか」や「海上交通も対象にしてほしい」などの意見が出ました。
(策定会議/橋本成仁 会長)
「県内全部で同じ『これをやりなさい』というのはちょっと難しいと思いますので、選択肢を提示できるということになるのかなと思っております。たくさんの提案が出てくるということになれば一番いいのかなと思っています」
岡山県では2025年度中に計画を策定する方針です。