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1年で10kg以上体重増! 昨夏ベスト4・高松東のエースが見据える甲子園「僕が連れていく覚悟で」【甲子園へのキセキ】

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 2024年夏の高校野球・香川大会で45年ぶりのベスト4と、大躍進を果たした高松東。2024年からエースを務める森井銀冴投手が見据えるのは、創部初となる甲子園出場です。

 2024年夏の香川大会。高松東はスタメンの半分以上が1・2年生ながら、45年ぶりとなる準決勝進出を果たしました。

 快進撃の中心にいたのは、当時2年生ながらエースナンバーを背負った森井銀冴。 力強いストレートを軸に緩急自在なピッチングでチームを勝利に導きました。

 そして迎えた準決勝・高松商との一戦。強力打線相手に序盤は得点を許しません。

 しかし、5回。高商打線につかまり、この回一挙4失点。涙で躍進の夏を終えました。

(高松東/森井銀冴 投手[3年])
「勝ち上がっているときは本当にもうイケイケムードになってたんですけど、最後はやっぱり実力差を感じてまだまだ足りないって思ったんで、やっぱり僕たちが先輩の分まで今年の夏に頑張ろうっていう気持ちになりました。『歴史を変えろ!』っていう、みんなで歴史を変えようっていうスローガンを立てて頑張ってます」

 ベスト4と、わずか先にとらえた夢舞台。創部初の甲子園を見据える新チームでも森井は中心を担います。

(高松東/三村怜史 捕手[3年])
「森井は非常にコントロールがいいピッチャーだと思っていて、球が速いのもそうなんですけど、やっぱり1番はスリーボールになってからでも変化球で組み立てたりできる。コントロールがいいピッチャーだと思います」

 さらなる高みへ、森井が強化したのは「基礎の部分」。食事による増量や下半身強化などに取り組み、2024年の夏から体重が10kg以上増えました。

(高松東/森井銀冴 投手[3年])
「やっぱり高松商業とかと比べたらまだまだ(体格が)ちっちゃいし、足りてないなと感じたので、トレーニングとかも体作りっていうのをメインにしてきました。まっすぐのスピードとキレは去年より上がりました。今は45(145キロ)がマックスで、それくらいだと思います」

 日々成長するエースの存在はチームにもいい影響を与えています。

(高松東/鈴木朝雄 監督)
「(チームの)みんなが勝ち切るために守り切らなければいけないとか、しっかり点を取らなければいけないとか、どちらかというとチームメイトへの相乗効果としてチーム全体が成長しているというか」

 新たな歴史を刻むため。まだ見ぬ聖地を目指し、森井がチームを勝利に導きます。

(高松東/森井銀冴 投手[3年])
「僕が甲子園に連れていくっていう覚悟で、しっかり僕がチームを引っ張って頑張りたいと思います」

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