小豆島の農村歌舞伎の舞台で、郷土芸能とダンスや音楽を融合させたイベントが25日、行われました。
国の重要有形民俗文化財に登録されている香川県土庄町肥土山の農村歌舞伎舞台で上演されたのは、神楽を現代的に表現した「NEO KAGURA」です。
音楽家・佐藤公哉さんが主宰するアートプロジェクト「Torus Vil.(トーラス・ヴィレッジ)」が企画したもので、瀬戸内国際芸術祭の公式プログラムとして上演しました。
日本各地に伝わる伝統芸能とコンテンポラリーダンスや電子音響とのコラボが生み出す幻想的な舞台に、約140人の観客が魅了されました。
(観客)
「こうやって形を変えても、人の祈りみたいなものは脈々とつながっているんだなというのを感じてすごく感動しました」
(「NEO KAGURA」を企画/佐藤公哉さん)
「パフォーミングアーツと伝統文化がまざったような、ちょっと珍しい公演も見ていただいて、とても喜んでいただいたみたいなので本当にうれしかったです」