備前焼などを展示する岡山県備前市の新しい美術館が7月12日にオープンします。6月1日、報道関係者への内覧会が開かれました。
JR伊部駅の東隣に新しくできた備前市美術館です。備前焼ミュージアムを解体した跡地に新築された3階建ての建物で、延べ床面積は約2600平方メートルです。
解体費などを含めた総事業費は約24億1400万円です。
館内の5つの展示室では備前焼を常設展示するほか、国内外の芸術家らが作った工芸品などを企画展として展示する予定です。
また、一般の人でも借りることができる茶室なども設置されています。
オープンは7月12日の予定で、備前市は年間約3万人の来館を目指すとしています。
(備前市美術館 総務担当/片岡英史 課長)
「備前焼に限らず現代陶芸の作品がさまざま展示できて、工芸・文化の拠点となるような美術館になればと思う」