酒気を帯びた状態で車を運転し、事故を起こしたにもかかわらず、そのまま逃走したとして、倉敷市の自称運転手の男(56)が酒気帯び運転やひき逃げなどの疑いで逮捕されました。
警察によりますと、男は4日午前10時半ごろ、倉敷市有城の市道で、酒気を帯びた状態で軽自動車を運転し、止まっていた軽バンに追突。さらにその前に止まっていた軽自動車も巻き込む玉突き事故を起こしましたが、そのまま逃走した疑いが持たれています。
この事故で、軽バンに乗っていた男性(29)が背中を打撲するなどのけがをしました。
目撃者からの110番通報を受けて、捜査していた警察が損傷していた車に乗っていた男を発見。職務質問したところ、男から基準値の8倍を超える呼気1リットル中1.30ミリグラムのアルコールを検知しました。
男は「事故を起こして逃げたことは間違いないが、飲酒運転はしていません」と容疑を一部否認しています。