岡山県新見市が設置した温泉施設で、従業員が売り上げの一部、約51万円を横領していたことが分かりました。
横領が発覚したのは、「新見市グリーンミュージアム神郷温泉」です。岡山市の「Tikiナビトラベル」が指定管理者として運営しています。
新見市によりますと、温泉棟の受付業務をしていた60代の女性従業員が売り上げの一部、約51万円を横領していたということです。
女性従業員の申告では、2023年7月から2025年4月にかけて客から受け取った入浴料金の一部をレジを通さず、約170回にわたって着服していたということです。
Tikiナビトラベルによりますと、防犯カメラの映像から横領が発覚し、2025年4月に女性従業員を懲戒解雇したということです。
新見市の石田實市長は「誠に遺憾であり、指定管理者には事実関係の詳細な報告と再発防止策の徹底を指示した」とコメントしています。