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帝国製薬とレクメド 変形性膝関節症の共同啓発活動を推進へ 香川

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 帝国製薬(香川・東かがわ市)と医薬品開発ベンチャーのレクメド(東京・町田市)は11日、国内の変形性膝関節症の患者に向けて治療法などに関する情報を届けるための啓発活動を推進すると発表しました。

 レクメドは、ポリ硫酸ペントサンナトリウム(NaPPS)を有効成分とする変形性膝関節症の皮下注射剤を開発していて、帝国製薬はその独占販売権に関する基本契約を締結しています。

 帝国製薬の藤岡実佐子社長は「変形性膝関節症の患者の健康寿命を延ばし、治療環境の改善に貢献していく」としています。

 変形性膝関節症は、関節のクッションである軟骨のすり減りや筋力の低下が原因で関節が炎症を起こしたり変形したりして痛みなどが生じる疾患で、東京大学22世紀センターの疫学調査では50歳以上の女性の約75%、男性の約53%が変形性膝関節症と診断されているということです。

 レクメドは、NaPPSの国内臨床開発に向けて治験の第3段階を実施しています。

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