中国四国地方では香川県で最も生産が盛んなスイートコーン。観音寺市で出荷が最盛期を迎えています。
香川県では2023年のスイートコーンの収穫量が2420tで全国14位、中四国では1位です。香川県ではここ10年ほどでスイートコーンの栽培面積が約5倍に、収穫量が3倍ほどに増えています。
香川県では、6月から10月にかけてコメを、裏作として11月から6月にかけては麦を作る「二毛作」が行われてきました。
ここ10年ほどはコメの裏作として麦以外にも比較的栽培しやすいスイートコーンに人気が出てきたということです。
観音寺市原町の農家、石井拓郎さんは約20aの畑でスイートコーンを栽培しています。2025年1月に種をまき、害虫の駆除などをしながら栽培し、5月から出荷しています。
(スイートコーンを栽培/石井拓郎さん)
「実際に生で食べてもジューシーで甘いです。ラップで包んでレンジでチンをしていただければ、もう一つ甘いスイートコーンが食べられる」
(記者リポート)
「けさ取れたスイートコーンいただきます。とてもみずみずしい。そして甘いです」
実際に生の実を絞って糖度を測ってみると18.5度。ブドウぐらいの甘さです。
香川県のスイートコーンの出荷は7月上旬まで続きます。