化学製品や建材などを製造する香川県丸亀市の四国化成工業が坂出市に新しい工場を整備することになりました。
香川県庁で9日、協定の締結式が開かれ、四国化成工業の濱﨑誠社長と池田知事、坂出市の有福市長が協定書にサインをしました。
四国化成工業は坂出市番の州町の2万6千平方メートルの敷地に、半導体製造用の接着剤などを生産する工場を整備します。
(四国化成工業/濱﨑誠 社長)
「半導体というのはこれからも発展し続けると思うので、そこに我々としても新しい提案ができるような製品を生み出してまいりたい」
協定には、部材の調達や、できるだけ香川県内で従業員を雇用することが盛り込まれています。操業開始は2027年12月の予定です。