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「一生やりたい」ホームステイの若者らを受け入れ約25年 香川・観音寺市の女性の思い

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 香川県観音寺市で、アメリカの姉妹都市からホームステイの若者らを25年ほど受け入れている女性がいます。この夏も大学生を受け入れ、女性はホストファミリーを「一生やりたい」と話します。

 観音寺市のうどん店で「うどん作り」に挑戦しているのはアメリカ・ウィスコンシン州からやってきた大学生ら3人です。

 観音寺市では1988年から民間が主導となり、ホームステイを受け入れています。ホストファミリーを25年ほど続ける久保田由美子さんの自宅には15日、民泊を楽しむ大学生、ドミニックさんらの姿がありました。

 現在、久保田さんは夫との2人暮らし。すでに社会人になった子どもたちは家を出ています。外国人との異文化を経験したせいか、一人は外資系企業に就職したそうです。

 民泊仲間の片山さんと、片山さんの家で生活する英語教師のエイミーも加わり楽しい宴です。

(久保田さん宅に民泊/ドミニックさん[大学生])
「ホームステイ先で家族と生活ができるのでホームステイを選んだ」

(25年ホームステイを受け入れ/久保田由美子さん)
「(ホストファミリーは)誰かに言われて受け入れをやっているのではなく、自分が一生やりたいもの」

「高校生だった子どもたちが去年、大学院生になって帰ってきてくれて成長をうれしくおもった。生活をともにするので、机上の空論ではなく、若い人を受け入れるのなら我が子のように、同年代の人は友達のように、本当に家族として、境なく本当にフレンドリーにやっていきたいな」

 ホームステイは21日まで続き、週末には地元の銭形まつりなどを楽しむ予定です。

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