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夏休み中の水難事故防止へ 岡山市の河川で国が安全点検 危険箇所の有無を調査

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 夏休み期間中の水難事故を防ごうと岡山市の河川で国が安全点検を行いました。

(国土交通省 岡山河川事務所/末永敦 総括保全対策官)
「水際でのレジャーも増えてくると思いますので、ぜひきょう警察の方と一緒に危険箇所の有無について確認させてもらいたいと思います」

 国土交通省岡山河川事務所が毎年、岡山の三大水系で行っている安全点検です。16日は旭川と百間川の河川敷など11カ所を調べました。

 このうち、岡山市北区の新大原橋近くの河川敷は遊びに来る人が多く、過去に水難事故があった場所です。この場所では警察と合同で点検を行い、川底が急に深くなっているところがないかなどを確認していました。

(国土交通省 岡山河川事務所/末永敦 総括保全対策官)
「問題はやっぱり橋脚がありますよね。あの橋脚の手前ぐらいまでがなんとなく色が薄く茶色っていうか、あれから向こうが深緑っていうか、今現地に行ったらきょう胴長ないですけど、たぶん胴長でもたぶん無理ぐらいの深さがある。一気に漬かる」

 職員らは注意を呼びかける看板の設置などについても協議していました。

 旭川では6月、女子中学生2人が流され、このうち1人と助けに入った男性が死亡しました。岡山河川事務所は、危険箇所の情報を共有し注意を促すことで水難事故を防ぎたいとしています。

(国土交通省 岡山河川事務所/末永敦 総括保全対策官)
「(川は)水の流れが速かったり、水温が急に低くなったり、深みが急にあったりとか油断をするとやっぱり足元をさらわれるということもありますので、危険性も一部知っていただきながら安全に利用していただければなと思ってます」

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