四国電力が2025年度の第1四半期の連結決算を発表しました。小売販売収入が減少し、「減収減益」です。
(四国電力/宮本喜弘 社長)
「水力発電電力量の減などによる需給収支の悪化や諸費用の増加で減益となっている」
四国電力の第1四半期の連結決算は売上高が1756億円で前年同期と比べて112億円減、経常利益は226億円で91億円減りました。燃料費調整額が減って小売販売収入が減少しました。
定例会見で宮本社長は「昨年度の好決算の反動もあるが電力の安定供給を大前提に合理化・効率化を進めて収益力を強化したい」と話しました。
8月も猛暑が予想されていますが、電力の予備率が安定供給に必要な3%を大幅に上回る21.4%の見込みとなっていることを明らかにしました。