文部科学省が2025年4月に小学6年生と中学3年生を対象に実施した全国学力・学習状況調査の結果がまとまりました。岡山県では小学生の算数の平均正答率が全国平均より低くなりました。
学力調査は小学6年生と中学3年生を対象に国語と理科、算数または数学の3教科で行われました。
岡山県では中学生の3教科の平均正答率は全国とほぼ同じでした。
小学生の平均正答率は、国語と理科が全国とほぼ同じで、算数は全国を2ポイント下回りました。
小学生の算数においては正答率40%以下だった児童の割合が2024年度に続いて全国より高かったということです。
この結果について県教委は「日常生活に絡めた問題の正答率が全国より低く、児童の実体験と学びが結びついていないのではないか」と考察しています。