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岡山県学力・学習状況調査 全国調査と同じ「小学校算数に課題」

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 岡山県が2025年4月に実施した学力学習状況調査の結果がまとまりました。小学校の算数が、全ての学年で全国値より低くなりました。

 調査は、小学3~5年生(国語と算数の2教科)、中学1・2年生(国語・数学・英語の3教科)を対象に行われました。

 全国の平均正答率からどれだけ離れているかを示す標準スコアは、小学校では3年生の国語が0.9ポイント、4年生の国語が0.7ポイント全国値より高くなりました。一方、算数は全ての学年で全国値を下回りました(小学3年:-0.1ポイント、小学4年:-0.3ポイント、小学5年:-1.5ポイント)。

 岡山県では2025年4月に実施した全国学力・学習状況調査でも小学校算数の平均正答率が全国より2ポイント低くなっています。

 岡山県は小学校算数について、授業改善に向けた指導資料を作成することや、1人1台端末を活用して児童に応じた問題を配信することなどに取り組みたいとしています。

 また中学校は、1年の数学が全国値を0.2ポイント上回りましたが、その他の学年・教科では全国値と等しい、または下回る結果でした。

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