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中国警察や大使館職員になりすまして留学生から現金518万円をだまし取った疑い 中国人の男を逮捕

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 中国警察や大使館職員になりすまして中国人留学生から現金518万円をだまし取ったとして、中国国籍で大阪府吹田市の大学生の男(21)が20日、詐欺の疑いで逮捕されました。

 警察によりますと、男は2024年11月から12月までの間、何者かが中国の警察官などになりすまして岡山市の中国人留学生の女性(21)に電話し、「あなたはマネーロンダリング事件の容疑者として浮上している」「日本にいて捜査に協力するなら保証金を払ってください」「お金を払えないなら中国に戻り協力してください」「保証金は25万人民元で捜査が終わったら返します」などと嘘を言いました。

 そして岡山市内で中国大使館の職員になりすまして女性から現金400万円をだまし取ったほか、銀行口座に合計118万円を振り込ませた疑いです。

 女性は、知人が同じ被害に逢っていたことから詐欺に気付き、2025年4月に警察に被害届を出しました。

 警察の調べに対して男は「指示役の人間を本物の検事と信じて指示に従っていた」と容疑を一部否認しているということです。警察は、男が詐欺グループの「受け子」とみており、余罪について捜査しています。

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