中学生に異なる文化に興味をもってもらおうと、1日中英語だけで過ごす「イングリッシュ・デイ・キャンプ」が26日、香川県観音寺市で開かれました。
観音寺市教育委員会が開いたもので、市内の中学生23人が参加しました。中学生は、観音寺市や近隣の小中学校に勤める外国語指導助手(ALT)7人と交流しました。
最初に生徒らがペアになりお互いのカードに書かれた英単語を当てるゲームをを行いました。
(ゲームの様子)
「Silence(静か)」
「Library(図書館)」
「Yes!」
自分のカードの単語を他の単語でどう説明するか試行錯誤していました。
(記者リポート)
「入国審査を体験するアクティビティが始まっています。生徒たちは質問に対し、英語で一生懸命、でも楽しそうに話しています」
観音寺市ではこれまで中学生10人ほどを海外に派遣していましたが、より多くの生徒に英語の楽しさや異文化交流を経験してほしいと、このイベントを初めて開いたということです。
(参加した中学2年生)
「Let’s Fun! 楽しいですよ。英語あまり話せる方じゃないと思うんですけど、話せなくても楽しめるのでいられて良かったと思います」(参加した中学3年生)
「ALTの先生とか周りの人たちと英語を話せるようになって良かったです」
(市内の学校に勤めるALT/キャムロン・スコットランドさん)
「『えー分からない』となっている生徒が一人も見られなかったので良いと思う。きょうは生徒たちに英語に自信をもってもらい楽しんでもらうことが目標」
今後、参加者にアンケートを行い、2026年度以降の開催に反映させたいとしています。