岡山県玉野市の城跡にある慰霊碑や石仏を足蹴りなどで倒したとして、浅口市の男子高校生ら2人が逮捕されました。
礼拝所不敬の疑いで逮捕されたのは、浅口市の男子高校生(17)と倉敷市玉島乙島の会社員の男(22)です。
警察によりますと男子高校生(17)は2025年5月、別の男子高校生(16)と共謀し、玉野市の常山城跡にある「常山女軍」の慰霊碑と石仏44基を足で蹴ったり、手で押したりするなどして倒した疑いが持たれています。
また会社員の男は男子高校生らをあおり立て慰霊碑などを倒させた疑いです。
2人は知人同士で警察は認否を明らかにしていません。
また共謀した男子高校生(16)にも任意で話を聞くなどしています。
同様の被害は2024年5月にも起きていて、警察は3人以外にも犯行に関わった人間がいる可能性もあるとして捜査を続けています。