岡山県で新型コロナウイルスの感染者が増え、1医療機関当たりの患者が2025年初めて10人を超えました。
岡山県によりますと、8月25日からの1週間で50の指定医療機関から報告があった感染者は522人で、1医療機関当たりの感染者は2025年初めて10人を超えました。7月半ばごろから増え始め、7週連続で増加しています。
岡山市にある小児科病院です。お盆明けごろから新型コロナの検査が少しずつ増えてきたといいます。
(青山こども岡山北クリニック/浦山建治 副院長)
「(検査数は)週に何件かある程度だったんですけど、それが毎日何件かあるようになったのがお盆明け。1日5件あるかないかで、その中で陽性が出る人が1件、いるかいないか」
夏に感染者が増えていることについて……
(青山こども岡山北クリニック/浦山建治 副院長)
「不特定多数の普段関わらない人たちと会ってしまう、移動するときもそうですし、そうして感染していく。(暑さで)閉め切って部屋で過ごさざるを得ないことが増えますので、それは感染を起こしやすくなるでしょうね」
現在、流行していると言われるのがオミクロン株の変異株で「ニンバス」と呼ばれるものです。咳や熱などに加え、強いのどの痛みが現れるのが特徴だということです。
(青山こども岡山北クリニック/浦山建治 副院長)
「のどが痛いと言われて即コロナではないですから、のどが痛いを1つのキーワードとして僕たちは疑っていく。問診の時点でのどが痛いと言える年齢のお子さんに関してはその単語を聞いたときにコロナかもなと思って診察していきます」
(青山こども岡山北クリニック/浦山建治 副院長)
「ちょっと症状が出たらなるべく休むとか、手洗いうがいと換気と、やることは決まっています」