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防災意識を高めて 瀬戸内海の再生と減災を考えるシンポジウム 香川大学

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 瀬戸内海の再生と減災について考えるシンポジウムが23日、香川大学で開かれました。

(香川大学 創造工学部/末永慶寛 学部長)
「10年後、20年後に豊かな瀬戸内海を取り戻したい、瀬戸内海から日本全体、そして世界の海に展開していく」

 香川大学では、海藻が生える場所を増やして「豊かな海」を再生しようと、14年前から高松市の漁港に人工の魚礁を設置しています。その結果、年間に約3tの二酸化炭素が吸収できていることが報告されました。

 また、香川大学の金田義行特任教授は、8月8日に南海トラフ地震臨時情報の「巨大地震注意」が初めて発表されたのをきっかけに、防災意識を高め、南海トラフ地震が発生する可能性が高まっていることを再認識してほしいと訴えていました。

(香川大学/金田義行 特任教授)
「臨時情報が終わったからといって、もう南海トラフは来ないんですよっていうことは決してなくて、必ず来る」

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