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下水道の基本使用料 75%が「導入した方がよい」 高松市アンケート結果

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 高松市は老朽化が進む下水道の今後の運営や使用料について、2025年6月から7月にかけて市民や事業者にアンケートを実施しました。

 957件の回答があり、結果を公表しました。一般会計から赤字を補填することについては、65%が「やむを得ない」、33%が「適当でない」でした。老朽化や耐震化対策と使用料改定については、67%が「老朽化・耐震化対策は必要だが、大幅な値上げにならないようにすべき」、28%が「老朽化・耐震化対策を進めるには大幅値上げもやむを得ない」でした。

 現行の使用料とは別に基本使用料を導入することについては、75%が「導入した方がよい」、22%が「導入しない方がよい」でした。累進使用料制については、77%が「累進使用料制を採るのがよい」、21%が「累進させず、できる限り平準化した方がよい」でした。

 アンケートの結果を分析した高松市は「基本使用料の導入は概ね理解が得られている」とし、また「老朽化・耐震化対策を先送りするのではなく、大幅な改定とならないよう一般会計から補填してでも進めることが求められている」としています。

 高松市は、9月定例市議会の調査会に新料金案を提示しました。12月定例市議会に使用料改定の条例案を提出し、議決されれば来年6月から徴収を始める方針です。

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