岡山市の岡山後楽園で秋の風物詩、「松のこも巻き」が行われました。
「松のこも巻き」は1975年から岡山後楽園で行われている秋の風物詩です。造園会社のスタッフが園内の約240本の松に、わらで編んだ「こも」を巻きつけました。
松の害虫を「こも」に誘い込み冬に焼いて駆除します。伝統的な駆除の方法です。
訪れた人たちは写真を撮るなどして楽しんでいました。
(訪れた人は―)
「(こも巻きは)初めてです」
「大変ですね。木も喜んでます」
「こんだけまだ暑いですけどもう冬の準備ですから。季節の変わり目を楽しめる風物詩だと思って毎年参ります」
巻いたこもを取り外し害虫と一緒に焼く「こも焼き」は2026年2月18日に行われる予定です。