郷土料理を現代風かつ健康的にアレンジした献立の完成度などを競う「ご当地タニタごはんコンテスト」の全国大会に、香川県のチームが出場します。
このコンテストは、家庭用の計量器などを手掛け、食の面などから健康に関する取り組みを行っているタニタ(本社・東京)などが主催しているものです。
8回目となる今回は過去最多135チームが参加。全国を5つののエリアに分け予選を行い、それぞれのエリアの郷土料理をアレンジしたアイデアレシピで競います。
中四国エリアからは高松市のらく楽国分寺保育園の園長や栄養士らで作るチーム「らく楽国分寺labo」が考えた献立が書類審査を勝ち抜いて優秀賞を獲得し、全国大会への切符をつかみました。
献立名は「いっぺん食べてんまい定食~さぬき伊吹の香~」。
うどんのだしに欠かせない「いりこ」を使った「いりこ茶漬け」や希少な伝統野菜「ちしゃ」を使った「ちしゃもみ」をレタスで再現した「レタスもみ」などのメニューです。郷土料理を大きく変えることなく、誰でもアレンジしやすい献立を作っている点が評価されました。
全国大会は11月15日、東京の服部栄養専門学校で開かれ、出場10チームの献立をプロの料理人たちが実際に作り上げます。そして審査員が味や完成度、郷土料理への理解やアレンジポイントなどを鑑みてグランプリと準グランプリ2チームを決定します。