ニュース

岡山市が会計検査院からの指摘受け約710万円を国に返還へ 旧市民会館に係る交付金で

ADVERTISEMENT

ADVERTISEMENT


 岡山市は2023年度に国から支援を受けた旧市民会館への支援金について会計検査院からの指摘を受け約710万円を国に返還すると発表しました。

 国の収入支出の決算を検査する会計検査院が5日発表した決算検査報告で、原則での算定金額と国が交付した金額に差があり、不当だと指摘したものです。

 岡山市は原則、指定管理者への光熱費の支援は11カ月の実績額と1カ月の見込み額を加えて年度末となる3月に支払い同額の交付金を国に申請していました。

 指摘があった交付金は2023年度分で例外的に6カ月の実績額と6カ月の見込み額で算出し、2023年12月に支払いをしたため過払いが生じていました。

 市は早期の支払いについて、2023年9月に岡山芸術創造劇場ハレノワが開館したことで旧市民会館の利用者が減り、2024年3月の閉館まで事業を継続するのに早めの支援が必要だったとしています。

 岡山市は指摘を受けた約710万円については速やかに総務省へ返還するとしています。

関連ニュース

全国ニュース(ANN NEWS)

新着ニュース