特殊詐欺やSNS型投資・ロマンス詐欺が急増していることを受け、香川県警が金融機関などと詐欺被害防止のための対策会議を開きました。
警察によりますと2025年1月から10月末までに香川県で確認されたSNS型投資・ロマンス詐欺は269件で、前の年の同じ時期より38件増えています。また、被害額は約18億6500万円にのぼっています。
25日、香川県警で開かれた会議には県内26の金融機関などが出席しました。お金や人の動きが活発になる年末を前に、詐欺を防ぐには警察と金融機関が連携を強化することが重要だとしています。
県警は詐欺に遭っている可能性がある人を見かけたら、ちゅうちょなく警察に連絡を入れることなどを出席者らに求めていました。また、県民に対しては最近はやっている手口がどういうものか知っておくよう呼び掛けています。
（香川県警本部 生活安全企画課／香西克洋 調査官）
「今こういう手口がはやっている。こういう文句で犯人が言い寄ってくることをぜひ知っていただいて、被害に遭わないようにしていただければと」
