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高齢者を狙った特殊詐欺被害相次ぐ 香川県警が緊急対策会議 民生委員らに手口や予防策伝える

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 香川県で高齢者をねらった高額の特殊詐欺の被害が増えています。香川県警が30日、緊急の対策会議を開き、高齢者と接する機会が多い団体の職員らに詐欺の予防策を伝えました。

 香川県内8市9町の民生委員や介護員を養成している事業者などが参加しました。

 香川県では特殊詐欺の被害額が2025年1月から8月末までで約8億円に上り、2024年の同じ時期と比べて約4億5000万円増えています。

 会議では警察の担当者が、詐欺の被害者心理や警察官をかたった特殊詐欺の手口について参加者に説明し、不審なことがあったらすぐに警察に通報するよう呼び掛けました。

(香川県警生活安全部 犯罪抑止対策補佐/中島崇雅 警部)
「リアルに作った逮捕状が実際に自分の名前も住所も書いたものが画面に表示されるよっていうことをまずは知っておいてほしいと。当然ですけど警察が逮捕状を画像で送るということは絶対ありませんので、逮捕状を画面で見せてきたら詐欺ということになります」

(香川県警生活安全部 犯罪抑止対策補佐/中島崇雅 警部)
「心当たりのない警察・捜査機関からの電話は疑ってかかる。(電話に)出てしまった場合でも、詐欺を疑って話を聞いていただければと思います」

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