日本で初開催となった聴覚障害者の国際大会「東京デフリンピック2025」が26日に閉幕し、岡山・香川ゆかりの6人の選手・監督たちも大いに活躍しました。
デフリンピックは4年に1度開かれる聴覚障害者の国際大会で、東京都内を中心に11月15日から21競技が行われました。
岡山・香川ゆかりの選手では、香川県綾川町出身で岡山市のノートルダム清心女子大の片山結愛選手(21)がバドミントン団体で金メダルを獲得しました。
片山選手は決勝こそ出場がありませんでしたが、女子ダブルスや混合ダブルスに出場し、予選リーグ2試合と決勝トーナメント準々決勝で勝利するなどチームの勝利に貢献しました。
サッカー女子では、いずれも倉敷市出身でなでしこリーグ2部・吉備国際大シャルムの下部組織で育った石岡洸菜選手(21)と小森彩耶選手(18)が、全4試合でスタメン出場するなど日本史上初めてとなる銀メダル獲得に貢献しました。
そのほか陸上男子では、岡山市出身で平林金属所属の佐藤秀祐選手(21)が走り高跳びに出場し5位入賞。
岡山大学に在学中の石本龍一朗選手(20)が、400mハードルに出場し8位入賞を果たしました。
倉敷市在住の安田由紀子監督(69)が率いたボウリング女子団体のチームは、予選1次ラウンドを5位で通過するもその後の2次ラウンドで敗れ準決勝進出とはなりませんでした。
今大会で日本勢は史上最多となる51個のメダルを獲得しています。