岡山県浅口市鴨方町にある「藤波池キャンプ場」の施設が老朽化しているとして、市が改修する方針を決めました。
浅口市によりますと、「藤波池キャンプ場」は1958年に開園し、1988年からバンガローや集会所を整備してきました。しかし整備から30年以上が経って老朽化しているため、改修する方針を決めたということです。
バンガロー10棟や集会所など老朽化した全16棟が対象で、2030年度までに改修する考えです。総事業費は9300万円を見込んでいます。
このうち池の周辺にある人気の3棟のバンガローの改修を「第1期工事」として2026年2月に開始し、4月までに終えたいとしています。工期中も他の施設は利用できます。
浅口市は、第1期工事の事業費1680万円を盛り込んだ一般会計補正予算案を現在開会中の市議会に提案しています。
浅口市は「利用者が自然を感じながら、より快適に過ごしてもらえるようになる」としています。