15日夕方、香川県三豊市のJR予讃線で特急列車から異音が確認されました。車両点検の影響で22本が運休し、13本に遅れが出ました。
JR四国によりますと、15日午後5時17分ごろ、三豊市三野町下高瀬のJR予讃線で、走行中の特急列車「しおかぜ・いしづち24号」から異音が感知されました。車両を点検するため、予讃線は多度津駅と観音寺駅の間で運転を見合わせ、安全を確認して午後7時45分ごろに運転を再開しました。
特急列車は7両編成で、乗客約160人と乗員2人にけがはありませんでした。車両の上部に木片があり、走行中に樹木と接触したとみられています。
予讃線の特急列車など22本が運休し、13本に最大約3時間の遅れが出て、約3600人に影響が出ました。16日は始発から平常ダイヤで運行しています。