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昭和水門の海水流入問題 岡山県が「塩害」と結論付け農家に賠償へ 13戸の農地、3.7haで被害確認

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 岡山県が管理する倉敷市の水門が破損し、海水が川に流れ込んだ問題です。県は、海水の流入によって周辺の農作物に被害が出たと結論付け、農家に賠償する方針を決めました。

 倉敷市玉島阿賀崎にある昭和水門は倉敷市、浅口市、里庄町を流域とする里見川の河口に1975年に設置されました。

 2025年7月、周辺の農家で農作物が枯れているのが見つかり岡山県が調査したところ水門が破損し、海水が里見川に流れ込んでいたことが分かりました。

 これまでに稲やレンコンなど13戸の農地、3.7haで被害が確認されていて県は、調査の結果、海水の流入による塩害だと結論付けました。

 今後、被害を受けた農家への損害賠償に向けて示談交渉を行うことにしています。

 なお、再発防止策として2027年6月までに昭和水門の改修を行う方針です。

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