竹久夢二と国吉康雄、ともに岡山出身で明治時代に生まれた2人の画家の作品を楽しめる展覧会が岡山市で開かれています。
竹久夢二と国吉康雄。2人が描いた子どもの絵は、全く印象が異なります。
夢二が描いたのは愛らしくあどけない子どもたち。
一方、国吉が描く子どもは、不思議な顔つきをしています。目は何かを訴えているようです。
岡山市の夢二郷土美術館では、ともに明治生まれで岡山出身の画家・竹久夢二と国吉康雄の作品を見比べて楽しめる企画展が開かれています。
夢二が描いた女性は曲線的でしなやか。また、女性の日常のふとしたしぐさやまなざしをとらえました。
一方、国吉はグラマラスで力強く、自分が理想とするつややかな女性像を描きました。女性たちの生々しい感情が伝わってくるようです。
1906年、10代で単身アメリカに渡りいくつもの職場を渡り歩きながら制作に打ち込んだ国吉。異国の地で偏見や差別と戦いながら新しい表現を模索しました。
同じ時代に同じ岡山に生まれながら、出会うことはなかった竹久夢二と国吉康雄。2人の作品を楽しめる企画展『松田基コレクション』は、3月22日まで開かれています。