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笠岡市議会の議員定数削減求め 市民団体が市長に直接請求 特別委は「現状の20人が適正」と中間報告 岡山

 岡山県笠岡市の市民団体が、笠岡市議会の議員定数削減を市長に直接請求しました。

 23日、笠岡市の栗尾典子市長に署名と請求書を提出したのは、市民団体「笠岡市議会議員の定数を考える会」です。この団体は「市の予算削減などのために市議会の議員定数を減らすべきだ」として、定数を現在の「20人」から「18人」に減らすよう求めています。

 団体は3月23日、集めた署名を市の選挙管理委員会に提出し、そのうちの2426人分が有効と認められています。これは条例改正の直接請求に必要な「有権者の50分の1以上」という条件を満たしています。(笠岡市の有権者数 3万7159人[3月現在])

 市は5月に開かれる予定の臨時議会で、議員削減に関する条例改正案を提案する方針です。

(笠岡市/栗尾典子 市長)
「特に私は意見はもっていない。議会の監視能力や市民の多様な意見をどのように取り入れていくか、そういったバランスが必要だと思うので、議会でしっかり議論して決定していただければ」

(笠岡市議会議員の定数を考える会/加藤秀雄 代表)
「2426人の皆さまの署名、多くの市民の方が同じような意見をもっているということを真摯に受け止めていただきたい」

特別委員長「多様な意見を反映するためにも現状の20人が必要」

 笠岡市議会の議員定数をめぐっては、議会側でも検討が進められています。2024年5月に特別委員会が設置され、適正な議員定数について議論を始めました。そうした中、2025年10月に今回申し入れをした「笠岡市議会議員の定数を考える会」の加藤代表が定数削減を求める請願を市議会に提出しました。

 市議会はこの請願について不採択とし、2026年3月に特別委員会が「現状の20人が適正である」との中間報告をまとめました。これに対して、団体側は今回署名を提出し、直接請求で議員削減を求めました。

 特別委員会の妹尾博之委員長は、KSBの取材に対し「議員は市民の意見を市政に通すための市民の権利ということを意識してほしい」「笠岡市は離島を抱えるなどしていて、多様な意見を反映するためにも現状の20人が必要」だと話しています。

 市民の声を集めた今回の直接請求について、議会がどのような判断をするのか注目されます。

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