国の文化審議会が4世紀後半に築かれた岡山市の大型古墳を「国の史跡」に指定するよう文部科学大臣に答申しました。国の史跡に指定されれば、岡山県では18年ぶりです。
答申されたのは、岡山市中区沢田にある、墳長158mの前方後円墳「金蔵山古墳」です。
古墳時代前期末から中期初頭の吉備を代表する首長の墓で、当時の中国・四国・九州地域では最大規模の古墳です。
倉敷考古館と岡山市教委によるこれまでの調査で、古墳の規模や構造を確認したほか、埋葬施設や副葬品、埴輪や土器についても明らかになっています。
ヤマト政権との密接な関係や朝鮮半島との交流をみることができ、吉備の地域の首長の実態などを考える上で重要と評価されました。
今回指定されれば岡山県内では18年ぶりで、岡山市内の国指定の史跡は合計19カ所となります。