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「特殊詐欺のかけ子」をさせる目的で知人女性を国外に連れ去ろうとするなどした疑い 暴力団組員の男ら2人を再逮捕 岡山

 特殊詐欺の「かけ子」をさせる目的で知人の女性を国外に連れ去ろうとするなどしたとして、指定暴力団の組員の男ら2人が16日までに、再逮捕されました。

 所在国外移送誘拐未遂、恐喝未遂の疑いで再逮捕されたのは、岡山市北区中央町の指定暴力団池田組の幹部の男(52)と岡山市中区桑野の無職の女(28)です。

 警察によりますと、2人は氏名不詳者らと共謀し、岡山県南部に住む無職の30代の女性を 特殊詐欺の「かけ子」としてカンボジアに移送することを企てました。

 2025年9月上旬ごろ、女性に対し男が「カンボジアに行って日本語を教えたり事務の仕事をしてほしい」「半年で800万円くらい稼げる」などと話し、さらに女は「私もカンボジアに行って仕事をしたことがある」「カンボジアで半年働いて700万円くらい稼いだ」「絶対に行った方がいい」などと誘惑しました。

 さらに9月下旬ごろ、男が「急遽カンボジアに行ってもらうことになった」「パスポートの準備をしてほしい」などと執拗に誘惑し、10月21日、女が女性のパスポート申請の手続きに同行するなどし、女性を国外に移送する目的で誘拐しようとした疑いが持たれています。女性が不信に思い拒否したことによって未遂に終わりました。

 また、2人は女性がカンボジア行きを拒否したことによる違約金名目に140万円を脅し取ろうと企てました。2025年11月13日ごろ、男が女性に対し借用書の作成を要求し、11月20日、貸主欄を女とする額面70万円の借用書を作成させた上、女に交付させました。

 2026年2月23日、支払いをしなかった女性に男が「140万円払っとんよ、(男)が70万と40万で、(女)が出してくれたんが30万」「待ってくれ言うんじゃったらその分してくれにゃあ」「ほんまにちゃんとどっかで根性を据えてやらにゃ」などと脅し、2月27日ごろ、貸主欄を女とする額面70万円の借用書を作成させた上、女に交付させて、女性から現金を脅し取ろうとした疑いが持たれています。女性が警察に届け出て、未遂に終わりました。

 2人は、別の女性らを特殊詐欺の「かけ子」をさせる目的で国外に連れ去った疑いなどで、これまでに2回逮捕されていて、男はこのうち1件で起訴されています。

 警察は、捜査に支障があるとして2人の認否を明らかにしていません。警察は、2人が匿名・流動型犯罪グループいわゆる「トクリュウ」に関与しているとみて捜査を続けています。

KSB 報道
執筆:KSB報道
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