夏の高校野球・岡山大会はベスト4をかけた戦いが始まりました! 地元の仲間とともに学校初の甲子園出場を目指して。笠岡商業のエースが最後の夏に挑みます。
笠岡商業のエース・大塚颯空。最速146キロの直球と感情むき出しのピッチングが魅力です。
中学時代からその評価は高く、県内強豪私立からも声がかかりましたが、地元の仲間と共に戦う高校野球を選びました。
(笠岡商/大塚颯空 投手[3年])
「この12人なら戦えるなと思って声掛けたりして、この学校を皆で選択しました」
3年生12人、1人も欠けることなく迎えた集大成の夏。24年ぶりのベスト8を経て、さらにその先へ――。
(笠岡商/大塚颯空 投手[3年])
「みんなで全力プレーして、笑顔で終わりたいので、みんなの気持ち背負って、一球一球全力で投げて、笠商の名を全国に響かせたいと思います」
仲間と挑む……強豪の壁。目指すは笠商初の甲子園。
ここまで無失点、コールドで勝ち上がってきたおかやま山陽との一戦は1回。先制のチャンスを先に作ったのは笠岡商業。
打席には4番・大塚。ここは三振で先制とはならず。
続く2回。チャンスの後に訪れた、ピンチ。レフト前に運ばれ、先制を許します。
4点を追う5回。大塚の球を受ける主将・大成がヒットで出塁すると……。満塁にチャンスを広げて2番・榎南。押し出しで今大会初めて山陽から得点を奪います。
球数100球を超えても、チームを引っ張る気迫のピッチング。仲間との夏はまだ終わらせない。
9回、皆でつないだチャンス。満塁で訪れた大塚の打席。
この仲間だからこそ目指した甲子園。届かなかったけど、選んだ道に間違いはなかった。【おかやま山陽 4-1 笠岡商】
(笠岡商/大塚颯空 投手[3年])
「皆と高いレベルでやれたので、本当に悔いはないです。(この3年間は)宝物というか、1日1日が本当に楽しくて、皆で悔いのない試合ができたと思います」