夏の高校野球岡山大会の開幕が近づいてきました。岡山の注目校を紹介していきます。
2025年秋、2026年春と2大会連続でベスト8に入った笠岡商業。躍進の中心にいるのは、地元から強豪校を倒そうと集まった3年生12人。仲良し12人で迎える最後の夏、笠商の名を全国に響かせます。
お笑いコンビ、千鳥の大悟さんも汗を流した笠岡商業野球部。
2025年の夏は1回戦敗退。しかし、新チームで挑んだ秋と春はともに県ベスト8に名を連ねました。
躍進するチームの中心は12人の3年生。その全員が地元・笠岡市とお隣、井原市の中学出身です。
(大成和音 主将)
「(地域の)練習会みたいなところで、ここの大半がそこにいて、笠商行こうって話になって」
(山本壮平 内野手)
「こいつらと野球ができたら面白いだろうなと」
(大塚颯空 投手)
「こいつらと一緒に高いレベルで野球したい」
そんな思いで入学した12人は誰一人欠けることなくここまで歩んできました。
チームを引っ張るのは、エースの大塚颯空。最速146キロのストレートを武器に強気で押していくピッチングが魅力です。
高校進学に当たって県内の強豪校からの誘いもありましたが、仲間と野球を続けることを選びました。
(大塚颯空 投手)
「ずっと硬式している子だったりとか、そういう子に負けてないという気持ちが一番強かったので、人数もある程度いたので、この12人なら戦えるなと思って声掛けたりして、この学校をみんなで選択しました」
1年夏からマウンドに上がり、2025年の夏はエースナンバーを背負った大塚。しかし、2025年は延長タイブレークの末初戦で敗退。苦い経験を味わいました。
(大塚颯空 投手)
「正直あんまり覚えていなくて。あ、負けたなっていう感じで。気持ちの整理が付けにくかった。せっかく仲間全員で来たので、もう一度一人一人が個人の能力伸ばして、秋頑張ろうとみんなで話し合いました」
仲良く、そして時には厳しくお互いに指摘し合いながら切磋琢磨してきた3年生。
躍進の秋と春を経て迎える、集大成の夏。創部100年を超える笠商野球部に「甲子園出場」という新たな歴史を刻みます。
(大塚颯空 投手)
「みんなで全力プレーして、笑顔で終わりたいので、みんなの気持ち背負って、一球一球全力で投げて、この夏良い結果出して、笠商の名を全国に響かせたいと思います」
(2026年7月6日放送「News Park KSB」より)