新見市職員の男らが逮捕・起訴された官製談合事件の裁判が岡山地裁で始まり、男らは起訴内容を認めました。
新見市が発注した指名競争入札を巡る官製談合事件の裁判が岡山地裁で始まりました。
起訴状などによりますと、新見市都市整備課の課長補佐の男(53)は2025年5月、入札において秘密事項だった複合公共施設の改修工事の予定価格を市内の建設工事会社・西村工業の元役員に伝えて落札させ、公正な入札を妨害した官製談合防止法違反の罪に問われています。
元役員の男(54)は公契約関係競売入札妨害の罪で起訴されています。
26日の初公判で、2人は起訴内容を認めました。
その後、裁判は弁論分離し課長補佐の男のみ進められ、課長補佐の男は「漏洩してはいけないと分かっていたが、元役員の男に繰り返し聞かれ根負けした」などと話しました。
裁判は即日結審し、検察側は「違法と知りながら価格漏洩を繰り返していて悪質」などとし懲役1年6カ月を求刑しました。
一方、弁護側は事実関係は争わないとした上で「私利私欲を満たすためではなく、求められて行ったもの」などとし、執行猶予付きの判決を求めました。
課長補佐の男の判決は11月19日に言い渡されます。